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2014年12月17日水曜日

文京社会験学コンテスト 第3回中間報告会を開催しました

12月14日(日)に文京社会験学コンテストの第3回中間報告会を開催しました。

7月にスタートし、約半年間の活動期間も残すところ1ヶ月となった今回は、各グループの寄付先団体の方を招いた「寄付先セッション」と、自らの将来について考える「無人島ワークショップ」が中心です。

寄付先セッションは、各グループの寄付先団体の方との対話を通じ、団体の活動に対する理解や現状認識、活動の背景にある社会課題に対して理解を深めることを目的としています。

■参加団体/担当者
あしなが育英会 あしなが学生募金事務局 古矢健友さん
NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン インターン 志賀彩音さん
NPO法人キッズアートプロジェクト 理事長 渡邊嘉行さん
NPO法人キッズドア 理事長 渡辺由美子さん
(順不同)


まず、各グループよりここまでの企画の実施状況や今後の計画について発表し、続いて寄付先団体の方より各グループに対して質疑応答を行いました。



今度は先程とは反対に、各寄付先団体の方から団体概要や活動の目的・背景などの説明を行い、参加者の高校生側から質疑応答や意見交換を行いました。


今回の社会験学コンテストでは、寄付を行う団体を自らのグループで選ぶことから、自分のグループの寄付先については理解を深めていましたが、他のグループの寄付先団体についてはこれまであまり考える機会がありませんでした。

今回のセッションでは様々な社会問題やそれぞれの団体の活動について認識し、理解を深める機会となりました。



午後は、高校生向けのビジョン教育プログラムを実施している「Unicul Laboratory」の協力で、「無人島ワークショップ」を行いました。

それぞれの将来の夢や目標に対するプロセス、行動を無人島への冒険に見立て、各自の将来や夢に向かってどう進んでいくべきなのかを考えるワークショップです。

今回のコンテストではグループで企画や振り返りを行いワークショップは何度か行ってきましたが、個人単位でワークを行うのは今回が初めてです。


2時間ほどのワークショップでしたが、それぞれ自らの進路について考える時期が近づいていることもあってか、時折真剣な表情も交えながら取り組んでいました。

最後には、Unicul Laboratoryの皆さん、参加者、スタッフで交流会を行いました。

高校生にとって、少し上の世代となる大学生の皆さんとの交流は、数年先の将来について考える良いきっかけともなったようで、和気あいあいとした雰囲気の中で終了しました。

実質的な活動期間も残り1ヶ月を切り、順調に進んでいるグループ、試行錯誤を続けているグループなど様々ですが、次回全体で集まる機会は1月31日(土)の最終報告会となります。

最終報告会では各グループごとに活動報告をプレゼンテーション形式で発表します。報告会でどのような発表が成されるのか、今から楽しみです!