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2014年12月29日月曜日

文京社会験学コンテスト 最終報告会の審査員が決定しました

文京社会験学コンテストの最終報告会では、審査員と来場者によって優秀チームを決定し、表彰します。

今回は文京区と縁のある企業・NPO・行政から5名の方に審査員を務めていただくことになりました。それぞれの分野でご活躍されている審査員の皆さんをご紹介します。

伊藤 守さん(東京本郷ロータリークラブ理事/毎日コムネット 代表取締役社長)













1951年横浜生まれ。立教大学社会学部観光学科卒業後、山崎製パン、新潟でのリゾートホテル支配人を経て、79年、毎日ツーリストを設立。その後、学生サークルの課外活動支援企業である毎日ネットワーク、そして、学生向けマンションのコンサルティング、総合運営及び賃貸・仲介事業を手掛ける毎日建物を設立。97年、三社の合併により毎日コムネットに統合。2002年、ジャスダック市場に株式公開を果たす。
立教大学大学院非常勤講師、名古屋商科大学非常勤講師等を兼務。


當山 徹太郎さん(文化シヤッター株式会社 特需事業本部 新事業開発室 課長)
1969年生まれ、平成3年入社。マーケティング部、商品企画部、営業企画部にて広告宣伝、販促ツールの制作、展示会・イベントの企画・運営の主管を務める。
現在は、次代の柱となる新規事業の模索、立ち上げに携わる。


今村 亮さん(認定NPO法人カタリバ・文京区青少年プラザb-lab館長)













1982年熊本市生まれ。東京都立大学人文学部社会学科卒。 2003年、学生時代よりNPOカタリバに参画し、「教室に社会を運ぶ」事業型NPOの路線を方向づける。大卒後、凸版印刷株式会社に入社。週末にカタリバの運営を手伝いながら、平日は凸版印刷で最年少営業社長賞を受賞。 2010年より組織拡大に伴いNPOカタリバに復職。文部科学省熟議協働員、岐阜県教育ビジョン検討委員会委員などを歴任。2014年現在、SFC研究所所員(訪問)、熊本大学非常勤講師、慶應義塾大学非常勤講師。
2015年4月よりb-lab(文京区青少年プラザ)施設長着任予定。


鈴木 大助さん(文京区 男女協働子育て支援部児童青少年課 青少年係長)
平成5年に文京区役所に入区し、スポーツ振興課に配属。以後、高齢者医療、区職員の人材育成、報道・ホームページ業務を担当し、平成25年4月から現職。
区の青少年健全育成業務全般を担当し、とりわけ中高生の自主的な活動を応援する施設「b‐lab(ビーラボ)」の建設準備や若者の自立(ひきこもり等)支援事業の運営に携わる。現千駄木小PTA副会長。


境野 詩峰さん(文京区 区民部協働推進担当課長)
昭和59年に文京区に入区後、福祉センターに配属。昭和63年から区民課に配属後、平成8年から東京都職員研修所に派遣。平成10年から住宅課、介護保険課等を経て、平成25年から現職に至る。
地域課題を解決する新たな公共の担い手を創出するため、活動段階の異なる方を一連のスキームでサポートする仕組み(対話の場、社会起業講座、プロジェクト支援など)を運営し、多様な主体との協働に取り組んでいる。

(順不同)

2014年12月17日水曜日

文京社会験学コンテスト 第3回中間報告会を開催しました

12月14日(日)に文京社会験学コンテストの第3回中間報告会を開催しました。

7月にスタートし、約半年間の活動期間も残すところ1ヶ月となった今回は、各グループの寄付先団体の方を招いた「寄付先セッション」と、自らの将来について考える「無人島ワークショップ」が中心です。

寄付先セッションは、各グループの寄付先団体の方との対話を通じ、団体の活動に対する理解や現状認識、活動の背景にある社会課題に対して理解を深めることを目的としています。

■参加団体/担当者
あしなが育英会 あしなが学生募金事務局 古矢健友さん
NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン インターン 志賀彩音さん
NPO法人キッズアートプロジェクト 理事長 渡邊嘉行さん
NPO法人キッズドア 理事長 渡辺由美子さん
(順不同)


まず、各グループよりここまでの企画の実施状況や今後の計画について発表し、続いて寄付先団体の方より各グループに対して質疑応答を行いました。



今度は先程とは反対に、各寄付先団体の方から団体概要や活動の目的・背景などの説明を行い、参加者の高校生側から質疑応答や意見交換を行いました。


今回の社会験学コンテストでは、寄付を行う団体を自らのグループで選ぶことから、自分のグループの寄付先については理解を深めていましたが、他のグループの寄付先団体についてはこれまであまり考える機会がありませんでした。

今回のセッションでは様々な社会問題やそれぞれの団体の活動について認識し、理解を深める機会となりました。



午後は、高校生向けのビジョン教育プログラムを実施している「Unicul Laboratory」の協力で、「無人島ワークショップ」を行いました。

それぞれの将来の夢や目標に対するプロセス、行動を無人島への冒険に見立て、各自の将来や夢に向かってどう進んでいくべきなのかを考えるワークショップです。

今回のコンテストではグループで企画や振り返りを行いワークショップは何度か行ってきましたが、個人単位でワークを行うのは今回が初めてです。


2時間ほどのワークショップでしたが、それぞれ自らの進路について考える時期が近づいていることもあってか、時折真剣な表情も交えながら取り組んでいました。

最後には、Unicul Laboratoryの皆さん、参加者、スタッフで交流会を行いました。

高校生にとって、少し上の世代となる大学生の皆さんとの交流は、数年先の将来について考える良いきっかけともなったようで、和気あいあいとした雰囲気の中で終了しました。

実質的な活動期間も残り1ヶ月を切り、順調に進んでいるグループ、試行錯誤を続けているグループなど様々ですが、次回全体で集まる機会は1月31日(土)の最終報告会となります。

最終報告会では各グループごとに活動報告をプレゼンテーション形式で発表します。報告会でどのような発表が成されるのか、今から楽しみです!